中学〜高校ソフトテニス 応援記 (長女はソフテニ卒業!長男は高1!)

ムスメが中学生になり、始めた部活は父親(私)も学生時代にやっていたソフトテニス。彼女のソフトテニス挑戦記です。

17年 選手権都大会団体戦 番外編③

善戦虚しく敗れた男子チーム。


しかし、負け審があるのですぐに

帰る訳には行きません。


その間に私は会場の色んな試合を見学に

行きました。


最初に気になったのはムスメチームを

負かしたトコです。(仮にAチームとします。)


観に行くと勝負は佳境。


ベスト8以上常連のチーム(Bチームとします。)相手に1勝1敗で3番手勝負に持ち込んでいました。


その試合も強烈な大接戦。

ファイナルゲームまでもつれています。


そしてお互いの応援が相当ヒートアップ

していました。


更に最後のポイントは劇的でした。


ダブルマッチポイントを握った

Aチーム。


Bチームのショットがネットにかすり

Aチームコートへ。


ポイントを確信したBチーム選手が

ガッツポーズをした瞬間!


Aチーム選手が諦めずに猛然とダッシュして

それをなんとキャッチ。


元々浅いボールに向けて事前に

走り出していた事も功を奏しました。


フワリと上がったボールは

Bチームコートの奥の方へ。


慌ててリカバリーに向かいましたが

Bチーム選手はボールに触れるのが精一杯。


そのポイントを失い勝負は決したのでした。


こんな事があるのか、という位

ドラマチックな幕切れでした。


まさに最後まで油断してはならない、

最後まで諦めてはいけない、という

見本の様なポイントでした。


Webページなどに残る試合結果表からは

読み取れない、ドラマの数々が

そこら中で起きてる事を感じさせ

られてしまいましたね。


次に観たのは男子チームを負かした

チームの試合。


相手は都内屈指の強豪チームです。


ところがところが大番狂わせ、

ジャイアントキリング


2面展開の両方をファイナルゲームで

下して男子チームに勝ったトコが

ベスト4に進んだのでした。


その試合の結果が出ると会場が

少しザワついていた程です。


他にも都内女子チームナンバー1の

試合を見学したりしていると、負け審も

終わり、帰る事になりました。


会場を後にする前に顧問の先生から

労いの言葉を。選手からは1人ずつ

コメントをする機会がありました。


試合終了からだいぶ時間が空いた事も

あり、湿っぽくはならなかったですが

先生や選手、または選手に選ばれ

なかったコ達の想いが聞けて、とても

感動的なシーンでした。


これでムスメの応援の旅は終了です。


まだ書く事もありますし、息子が

中学に入ったらテニス部に入る可能性も

あるので、このブログはまだ

終了しません。


またお付き合い頂けたら幸いです。








17年 選手権都大会団体戦 番外編②

男子チームは先に会場入り。


ムスメ達は私と、ほんの1時間位の

差ですが後から向かいます。


電車で約1時間。


彼女達の普段の様子が垣間見れて

こちらも楽しくなってきます。


どうやらもう敗戦からの引退の

ショックも和らいだ様です。


若くて切り替えが早いのか、まだ

実感が湧かないのか、、。


受験勉強も本格的に開始ですから

ショックに浸る暇も無いだけかも

しれません。


男子の活躍もショックを和らげた

要因かな?


会場に着いて、普段あまり顔を

合わせない男子チームの父兄にも

ご挨拶。


ただし、先日の女子チームの応援にも

わざわざ来てくれた方もいたので

顔馴染みの方も何人か。


またこの日は女子の勝ち残りチームも

試合をやっているので、タイミングが

合えばムスメ達を負かしたトコが

どこまで行けるのか観たいなー、とも

思っていました。


この日は残った学校にとっては関東大会へ

行けるかがかかった大事な試合です。


関東大会のリンクはこちら!

↓   ↓   ↓   ↓   ↓

http://www.kai.ed.jp/st-kanto/


関東大会に進むにはまずベスト8に

入る必要があります。


決勝に進んだ2チームが無条件で関東へ。


準々決勝で敗れた4チームが1試合消化して

2チームへ絞ります。


その勝ち上がった2チームが準決勝で

負けた2チームとそれぞれ対戦し、

そこで勝った2チームが関東へ行ける

様です。


都大会参加160校強。その内わずか

4チームが関東大会です。


ハッキリ言ってここまで勝ち進めるのは

私立でソフトテニスに力を入れている

トコと、公立でも地域柄ジュニアチームが

盛んな学校ばかりです。


男子チームがこの日で当たる初戦も

そんな私立中学の一つなのです。


2面展開で試合開始。


男子団体戦はエースペアを分け、

別のペアを作ります。


そうすると団体戦ではその2ペアで

勝ち星が拾いやすくなるからです。


1番手の片割れ、左右スイッチヒッター

相手は敵の1番手。

※以前の記事で少し触れた事がありますが

  基本、左右のフォアで打つんです。

  もちろんバックが下手な訳では

  ありません。


もう一人の1番手の相手は敵の3番手の

様です。


それにしても男子のベスト16以上は

レベルが高い。


前衛の動きがとにかくスゴい。


少しでも甘くなろうものなら、その

瞬発力でバンバン飛び出して打って来ます。


自分が現役の時、それも高校の時に

こんな動き出来たか?ってくらい

スゴいプレイヤーが揃っています。


最初に決まったのはスイッチヒッターペア。

なんと0-4での敗北。


後で調べたら、相手は個人戦ベスト8。


でもそこまでの差は無い様に感じましたが

、、、わからないものです。


空いたコートには3番手ペアがすぐに

試合開始です。


、、と思った矢先に今度はこちらが

4-1で勝利を決めました。


したがって3試合目にチームの

勝敗が委ねられた訳です。


しかし、相手はチーム2番手。


ハッキリ言って強い!


明らかな格上相手に防戦一方。


あっという間に0-3に追い込まれました。


しかしそこから驚異の粘りで2ゲーム奪取。


これは大逆転なるか!?と思わせて

くれましたが、最後は地力の差が出て

押し切られました。


スコアは2-4。


チームスコアは1-2。


残念ですが、総合的に相手の方が

強かった。


負けはしましたが、内容的には悪く

なかったと思います。


男子チームもエースペアが小学生の頃から

硬式をやっていたものの、ソフトテニス

全員中学から。


そんなメンバーでベスト16は立派な

成績です。


それに高レベルな男子の試合は

ホントに面白い!


長男君が来年中学に入ったら、

また観に来れるなぁ、テニス部

入んないかなぁとか考えてしまった

ワタシなのでした。








17年 中学ソフトテニス関東大会開催!

ムスメ達には関係ないですが、

昨日山梨県で関東大会が始まりました。


リンクはこちら!

↓   ↓   ↓   ↓   ↓

http://www.kai.ed.jp/st-kanto/


個人戦が終了し、本日8月8日は団体戦です。


ただし、昨晩の台風直撃の影響で

試合開始が遅れる様です。


関東大会の様子はツィッターでも

紹介されています。昨日は試合が

消化される毎にタイムラインに

スコア入りの結果が流れて来ました。

興味のある方は次の名前を探して

みてください。

『第47回関東中学校ソフトテニス山梨大会』


ただし、このツィッターの様子は先ほど

貼り付けたページを覗けば確認出来ます。


こう言うの都大会でもやったら

面白いのになぁ、、


17年 選手権都大会団体戦 番外編①

激闘の翌日。


プレーヤーとしては引退したムスメ達

ですが、この日は男子チームの団体戦

開催日です。


男子の会場は有明テニスの森


ムスメ達や2年生はその応援です。


私はもちろん仕事ですが、結果が気になり

夕方自宅へ電話。


しかしムスメはまだ帰っていない。


今年のメンバー的にはもちろん上位進出を

期待していたのですが、2回戦で都大会

ベスト8常連、関東大会へもちょくちょく

進出する中学と当たる事もあり、

クジ運悪いなー、と思っていました。


しかし夕方になっても帰宅していない、、


・・・もしかして、ジャイアントキリング

※格上相手に勝利をする事。


夜自宅に帰ってムスメに話しを

聞くと、ホントにそのチームに勝った

そうなのです。


熱い戦いを制し、続く試合にも勝利

してベスト16に進出したそうです。


結果翌日の火曜日に行われる

男女団体戦の最終日に行ける事に。


丁度休みを取っていた私は、引率者が

居たらお願いします、と学校側から

言われた事もあり、ムスメとともに

男子チームの応援に行く事にしたの

でした!



17年 選手権都大会団体戦 4回戦③

第2試合。


総合力で多少劣る様に感じましたが

やはり今日のSRさんはキレが良い。


3回戦で格上に完敗を喫したムスメペア

でしたが、大きな実力差がない、この

相手には互角以上に渡りあいます。


1ゲーム目を取られたものの、続く2ゲーム

を連取し、ゲームカウント2-1。


しかし後衛のSRさんの状態が良いのを

見て、相手は左右に揺さぶったり

ムスメを狙うショットを打ち、2人に

プレッシャーをかけます。


ムスメも反応は悪い方ではありませんが

相手が実に良いコースに、またムスメの

警戒心が薄れている時に狙って来るので

なかなかその前衛アタックを止められ

ません。


今度は相手に連取され、カウント2-3。


いよいよ後がなくなりました。


私のこの2年間の観戦記を振り返り、

ムスメチームだろうと相手チームだろうと

2-3から逆転した試合は何故かほとんど

見た事がありません。


絶望的な状態になりましたが、ゲームの

内容は悪くなく、2人も全く諦める

様子はありません。


大事な6ゲーム目。2人の粘りと相手のミス

にも助けられ、これを奪取!


ついにファイナルゲームに持ち込んだ

のでした。


こうなると追いついたムスメチームに

勢いがつきます。


優勢にファイナルゲームが進み、

なんと3-6のトリプルマッチポイントを

握ったのでした。


相手もこんな筈はない!という表情で

焦りが見えます。


しかし勝負はわからない。


次のポイントは守りに入って甘くなった

ボールを決められ、4-6。


続いて今度は強引に決めに行って

ネットへ引っかける。


ギリギリの攻防にお互いの応援も

ヒートアップ!


私もつい『相手の方が苦しいんだぞ!』と

声が出てしまいました。


しかし続くポイントは相手の良いショット

で失い、これで6-6!


せっかくのトリプルチャンスでしたが

あっと言う間に追いつかれてしまいました。


勝負はホントに怖い。


続くポイントもこちらのミス。


4連続失点で今度はあちらにマッチポイント

です。


ムスメのサーブ。


相手は中ロブでSRさんをサイドに振る。


なんとか返すSRさん。体勢は少し

崩れている。


来る!

私の前衛としての直感が囁きました。


これはムスメに前衛アタックが来る!


SRさんが体勢を崩してるからこそ

ムスメを抜けば、絶対にフォロー出来ない。


果たしてムスメに打たれたショットは

反応がわずかに遅れ、ラケットの横を

無情にもすり抜けコートイン。


、、、、


決着です。


熱戦・接戦・激闘、、、どんな言葉でも

表現がしきれないほど熱く、面白く

良い戦いでした。


決着の瞬間、敗北した2人は大逆転された

ショックもあったとは思いますが

現実を実感したのか泣き出していました。


相手は大喜びです。


でもムスメ達が苦しめたからこその

興奮。


わかります。


私も逆の立場なら大興奮しています。


しかし惜しかった、、。


3試合目に繋いで、もう少しこの

戦いを見続けたかった。


しかしそれはもう叶いません。


ムスメ達の戦いは終了しました。


都大会ベスト32。


これが最終結果です。


しかし、都大会で4回戦まで来れて

少なくとも応援していた我々父兄は

幸せでした。


運動神経が良い訳ではないムスメ。


ジュニア上がりがいる訳ではない同期の

メンバー。


0から始めて2年ちょっとのこのメンバーで

都大会の4回戦まで来たのです。


まぁジュニア上がりの1年生に3回戦は

救われましたが、、。



とにかくよく頑張りました。


私も大逆転負けで悔しかったですが

泣ける程悔しかったのは彼女達。


そして泣ける程悔しいと感じられるモノ

夢中になれるものに出会えた幸運。


負けたけど、本当に得たモノは

大きかったと思います。


メンバー全員お疲れ様でした!


この2年間、たくさんの興奮と感動を

ありがとうございました!


君達の未来はきっと輝くはずだよ!


愛してるよー!!!



17年 選手権都大会団体戦 4回戦②

ベスト16をかけた4回戦。


これに勝てば翌々日行なわれる

有明最終決戦に進出です。


狙った訳ではありませんが、仕事の

都合でその翌々日に当たる火曜日に

休みを入れていた私は勝ったら

また観に行ける!と気が早いですが

ワクワクしてしまいました。


そして第1試合。

キャプテンペアの相手は調べると

個人戦でベスト32に進出する程の

プレーヤー。


あからさまなレベル差がある訳では

ないだろうものの、基礎力が高い事は

間違いありません。


またこれが最後の試合になるかも、という

思いがメンバー全員に漂っている為、

ただで終わってたまるか!という

決意ある瞳を全員がしています。


試合が始まると、、やはり強い!


しかしチャンスがない訳でもなく、

まずは1ゲームずつを分け合いました。


ただやはり、地力は相手が上。


それなりにポイントは取れるものの

1-2  1-3 とジリジリ離されて行きます。


結局残念ながら1-4で敗れたのでした。


そしてムスメペア登場!


試合前乱打で、総合力では負けそうだけど

試合になったらわからんぞと言う

私の予想通りの展開を見せたのでした。


試合の詳細は次回に。



17年 選手権都大会団体戦4回戦①

4回戦開始前。


そこには泣き出している、レフティ

MSさんの姿が。


どうやらコーチから4回戦のメンバーを

発表され、MSさんが外されてしまった

様子。


3回戦も出番がなかったため、このまま

チームが4回戦で敗北すれば不完全燃焼での

引退となってしまいます。


戦って、負けて引退なら納得できても

戦うチャンスすらないのは悔しいの

一言だと思います。


従ってメンバーは3回戦と全く同じ。

ただし1・2番手の順番を入れ替えた為、

以下の様になりました。


①キャプテンペア

②ムスメペア

③ルーキーちゃん、OAさんペア。


ルーキーちゃんは確かに良かった。


なので私などはケガ明けで体力面にも

心配が残るOAさんが外れてMSさんと

ルーキーちゃんと出るのでは?と

予想していたので、本当に驚きました。


これまでのコーチの采配が当たって

いるだけに、私などはただ見守る事

しか出来ません。


試合が始まってなお泣き続ける彼女を、

彼女のお父さん、お母さんを見て

切なくなる試合前なのでした、、



17年 選手権都大会団体戦 3回戦②

3回戦の組み合わせは以下の通り


①ムスメペアvsベスト16ペア

②キャプテンペアvs3番手ペア

③ルーキーちゃん・OAさんペアvs2番手ペア


相手は順番を入れ替えて来ました。


②の試合に3番手を入れて1番手に

ぶつけ、言い方は悪いですが、その試合を

捨てた訳です。


こちらの変更も1点。


③のペア編成をまたまた変更したのです。


ルーキーちゃんとOAさんという、

公式戦では初の組み合わせです。


吉と出るか凶と出るか、、


ムスメペアが勝てば、チームとして

ほぼ勝ちが決まる。


それがわかっているから相手も

先鋒に自信のあるペアを持って来る訳です。


試合が始まると相手の怒涛の攻めが

展開されました。

前衛アタックもして来るし、狭いサイドでも

ガンガン打ち込んで来ます。


ストロークが強く、技術レベルも高い

正統派で、全ての分野で

ムスメペアの上を行くプレーヤーです。


こちらは相手のミスかスーパープレーが

出ないとポイントが取れないと

言いましょうか、、。


結果残念ながら0-4の完敗となりました。


個人戦3回戦の時の相手よりは絶望的では

なく、何度かゲームも取れそうでしたが

ダメでした。


続く2戦目。


前衛に弱みがあるとは言え、後衛の

技術レベルはムスメチームの誰よりも

高い可能性がある、グッドプレーヤーです。


その真価が1ゲーム目から発揮されました。


また、ここまで後衛と前衛でレベルの

違うペアと試合をした事がないせいか

キャプテンペアはなんだか攻めづらそう

です。


デュースにつぐデュースでなかなか

ゲームを取らせてくれません。


しかしここを落とすと負けが決まるだけに

1ゲーム目から主導権を握らせる訳には 

行かないのです。


それにしても相手チームながら尊敬に

値する粘りを披露する後衛さん。


しかしポイントを重ねるごとに、この相手

との戦い方がわかって来たのか、ポイント

奪取率が上がって来ました。


結果ファーストゲームこそもつれたものの

そこを押し切ったキャプテンペアが

4-0の勝利


勝負の行方は3番手ペアに移ったのでした!


チームの勝利がかかる大事な3戦目。


そこに初の組合せとなるペアで

大丈夫なのだろうか?

 

しかも相手はチーム2番手ではっきり言って

強い。


チームの勝ち負けを1年生に委ねる

状態です。


彼女にそれがプレッシャーにならない

だろうか。


しかしルーキーちゃん、プレッシャーなど

まるで感じさせない伸び伸びとした

プレーをします。


妻が『ルーキーちゃん、良いね。普段

前衛サイドを守ってるけど、後衛サイド

の方が本来のイメージが出てやりやすい

んじゃない?』と言ったのが当たりかも

しれません。


普段はMSさんと組んで前衛サイドで

打っていますが、本来の後衛サイドに

入る事で自分の打ちたいコースへ

打ちたいスピードで打てている様に

見えます。


それでも序盤は互角の展開。


1-0  1-1 1-2  2-2とゲームが進んで行きます。


胃が痛くなるほどの緊張感、、。


5ゲーム目。


先に王手をかける為にも大事なゲーム。


そこでルーキーちゃん、ギアを上げたの

です。(そう見えただけでホントのトコは

わかりませんが。)


まるで、相手のプレーを全て見切ったかの

様なショットの連発でゲームを支配

して行きます。


周りの応援も益々ヒートアップ。


こうなると勢いが更に加速。


それまで苦戦していたのがウソの様です。


結果4-2で勝利!!


当然チーム勝利も確定です。


信じられません。


ほんの数ヶ月前まで小学生だった

ルーキーちゃんの大活躍でチームが

救われたのです!


前回の秋の都大会ベスト16のチームを

破り、これでベスト32に進出です。


後1回勝てば翌々日のベスト16以上の

試合に進出出来るのです。


引退が2日伸びてしまうのです!


ムスメ達も我々父兄も大興奮です。


相手チームが秋も同じメンバーで

戦ったのかは不明です。


そうでないとしたら、、もし相手が

ベストメンバーだったら、、そんな事も

考えてしまいますが、今日!勝ったのは

ムスメチームです!


しかし、この大活躍がきっかけで

4回戦を前にちょっとした事件が

起きたのでした、、。

















17年 選手権都大会団体戦 3回戦①

ベスト16が決定されるその時まで、

基本的には同じコートで試合が続きます。


ウチの山には10チームが存在し、そこで

勝ち残る事がベスト16になるという事

に繋がります。


なので、ムスメチームが3回戦進出を

決めた直後、件のベスト16チームの

試合が始まったのでした。


その1ペア目・2ペア目の試合を観て

愕然としました。


強い、、。


特に1番目に出て来たペア。


調べたら2日前の個人戦も前回の都大会

個人戦もベスト16に入っているペア

なのでした。


これは正直ムスメチームの誰が当たっても

キツいな、と感じました。


2番手も強い。


しかし3番手ペア。


後衛のコは非常に上手いのですが、

前衛のコは小柄で体も白い。


動きも良くありません。


明らかに実力不足の1年生と思われます。


これはどういう事なのか。


正選手がケガでもしてしまったのか、

何か部員が集まらない、例えば事件

などがあったのか、、。


案の定1・2番手の勝利で試合を決めた

ものの、3番手ペアは敗戦してしまいました。


徹底的にその前衛が狙われたからです。


しかし驚いた事に、負けたとは言え

3番手の後衛のコは相当粘りました。


自分のサーブ・レシーブの時にポイントを

稼ぎ、それ以外の時は前衛をカバー・ケア

しながら走る事、拾う事。


ほとんど1人でやっているにも

関わらず、試合にしてしまっているのです。


しかし弱点を攻めない余裕など

ムスメチームにはありません。


誰がこのペアに当たろうとも

前衛を狙い、勝ちにいかなくては

チーム勝利はあり得ないでしょう。


勝てる可能性は見いだせたものの、

1・2番手のどちらかに勝たないと、

とか相手チームにもう一人メンバーが

居たらどうなるのかなど色々

考えてしまいました、、。







17年 選手権都大会団体戦 2回戦

2回戦の相手はシード校です。


これも事前情報によれば地区5位の

成績での都大会出場。


地区1位かつブロック推薦のウチに

シードがつかず、レベルが高いとは言え

地区5位にシードがつく、この差は

どこから出ているのか本当に不明です。


しかしシードされているからには

それなりに強いハズ。


しかも相手は審判をしながら

バッチリうちのプレーを見ています。



さて今回も先鋒はムスメペア。

2番目にキャプテンペア。

3番目はペアを入れ替え、ルーキーちゃんを

温存。レフティMSさんとケガから復帰

したOAさんで挑みます。


ムスメペアの試合前乱打が始まりました。



????



あれ?


申し訳ないけど、、


さっきのチームの方が、、


強かった様な、、?


もちろん試合はやってみないとわからない。


しかしスタートすると、やはり相手ペア

を圧倒。


結局トータル4〜5ポイントしか

取られる事なく、4-0で勝利


続くキャプテンペア。


こちらも数ポイントしか取られず4-0で

勝利


あっと言う間にチーム勝利が確定しました。

少し拍子抜けです。


そして最後に登場したMSさんとOAさん。


ここで感じたのはMSさんが実に伸び伸びと

打っている事。


ここの所、ルーキーちゃんとペアを

組む事が多かった訳ですが、そこは

3年生と1年生。


互いに気を遣ってしまう部分があった

様です。


しかし気心が知れた2人がペアを組む事で

特にMSさんが開放された様です。


色んな意味でプレッシャーが軽減された

MSさんを軸に、彼女達も4-0の完全勝利


チームに勢いがついた最高の状態で

2回戦突破を果たしたのでした。


これでベスト64。


次の相手は予想通り、前回の都大会で

ベスト16に入ったチームでした。


いよいよです。


彼女達の実力が本当に試される相手との

試合開始です!









17年 選手権都大会団体戦 1回戦

引退か、2回戦進出か。


相手チームは会場割当ての一覧表を見る

限り、その地区の7番手の様です。


しかしその地区自体のレベルが高いので

過去の実績を調べてみた所、2年前のこの

大会でベスト8。昨年はベスト32という

成績だったのです。


もちろんその時の選手は居ないのですが

やはり油断はならないと思った訳です。


先鋒はムスメペア。


こと団体戦に関してはムスメとペアの

SRさんがメンバーの中でも強心臓である

ので先鋒に持って来た方が彼女達も

チームとしての勝率も高いのです。


ここで勝てれば、キャプテン・SAさんは

伸び伸びとプレー出来ます。


特にSAさんは手首の状態に不安が

あるので、少しでも負担を減らしたい

所です。


ちなみに試合開始前に応援している

とある父兄からこんな情報を聞きました。


『SRさんってラケット買ってこの

2年半、ガットを一度も張り替えた事が

ないそうですよ。』と。


信じられません。


いくら女子のパワーが男子に劣るとは

言え、あれだけの練習と試合を

こなして来て、ガットが1度も

切れないなんて、、。


それだけ芯で打てているという事なの

でしょうか?


前衛のムスメですらラケット1本買い換え、

その後ガットも1回張り替えているというのに、、。


試合前乱打。


古豪とは言え、やはり地区7番手。


弱くはありませんが、ややこちらに

分がありそうです。


しかし負けたら引退。


彼女達がどこまで意識しているかは

不明ですが、プレッシャーになりえます。


しかし試合が始まるとそれは杞憂だと

わかりました。


明らかにSRさんのキレが良いのです。


前述した様に相手は決して弱くは

ありませんが、SRさんの鋭いストローク

厳しいコースにビシビシと決まるでは

ないですか!


あまりのキレの良さで、ムスメの出番が

ほとんど無い程です。


結局勢いそのまま4-1で快勝。


良いカタチでキャプテンペアに

バトンを渡せたのでした。


中堅戦はソフトテニスの場合、事実上の

大将戦。1番手同士が当たる事が多いの

です。


相手も先鋒より鋭いストロークを打って

来ますので、どうやら1番手の様です。


しかしこの日はキャプテンの状態も

良さそうです。


相手の良いストロークもなんなく

いなす様に打ち返します。


テンポよく試合が進み、こちらも

4-1で快勝!


チーム勝利を決めて3番対決を

消化する事になりました。


以前も触れましたが、都大会では

どちらかが初戦の場合、勝ち負けが

決まっても3番対決を消化します。


ウチの2回戦の相手はシードで初戦

ですから、次も3ペアとも試合が

出来る訳です。


話しを3番対決に戻します。


この時のペアはMSさんとルーキーちゃん

です。


2人ともコースの打ち分けを得意とした

タイプ。


それがこの日の試合を観て驚きましたが

ルーキーちゃん、強打に磨きが

かかっています。


MSさんの調子も良さそう。


結果危なげなくストレートで勝利

ほぼ完璧な内容で初戦を突破したのでした!


次は2回戦。


不安要素はこの試合の審判が次の相手

だったという事です。


つまり、バッチリ偵察されている

訳です、、。




17年 選手権都大会団体戦 試合開始前

2017年7月23日 日曜日。


この日都大会団体戦でベスト16に

残れなければムスメは(もちろん

メンバー全員)引退です。


会場は小金井公園


参加校168。


ムスメチームはブロック推薦という

通常の地区予選を勝ち抜くルートよりも

価値の高いと思われる参加資格で

都大会に臨んでいるのにも関わらず

トーナメント最下層からのスタート。


ここからのスタートだと1回勝って

ベスト128。ようやく普通の学校と

肩を並べられる訳です。


つまりベスト16に入り、25日火曜日に

有明へ行くには4回勝つ必要があるのです。


ムスメチームの居る山は10校。

この中には前回の秋の都大会において

ベスト16に入ったチームが2校あります。


ムスメ達が順当に勝ち上がった場合

それぞれ3回戦、4回戦で当たる事に

なります。


他の山では当然ながらベスト16以上が

2校重なっているトコはありません。


しかしベスト8以上の実績を残している

山に入るよりはよっぽどチャンスが

あるのではないかと私は考えていました。


1・2回戦の相手は秋の都大会には

参加出来ていないチームです。


もちろんその2校のそれぞれの地区は

元々強豪揃いの地区。


秋に出ていないからといって強くない

とは限りません。



当日早朝。


この日は息子が臨海学校へ出かける日

だったので、妻はお見送りへ。


お見送り終了次第、急ぎ車で会場へ向かう

という流れです。


私は一足先に会場入り。


何しろ最下層からスタートするムスメ

チームは各コートの第1試合になるのです。

※実際都大会プログラムで第1試合に

  なる事は決まっていました。


お見送りをしていると試合開始に

間に合わない可能性があります。


そして1回戦で負けてしまえば

引退の瞬間を見逃す可能性があるのです。


念には念を入れ、受付開始8時30分よりも

更に早い8時に会場入り。


なんと先に出発したムスメ達がバスの

降り場所を間違えた事もあり、彼女達より

早く到着してしまいました。


到着後、受付を済ませムスメ達は

アップ開始。


試合を行うコートのある場所に入る為の

ゲートが開くまで私の様な父兄は待機です。


9時過ぎにようやくゲートが開くと

並んでいた選手達が順々に会場入り。


同時に妻が到着。


これで夫婦揃って応援出来そうです。


いよいよです。


自分の試合でもないのに、興奮度が

上がって行くのがわかります。


ムスメ達!ブロック推薦なのに

最下層に入れた連中(←失礼)を

見返してやれ!などと考えていたら

1回戦が始まりました!





17年 選手権都大会個人戦④

3回戦辺りから試合と試合の間隔が短く

なって来ます。


トーナメントは1・2回戦を消化するのが

非常に時間がかかりますから、、。


従ってこちらではキャプテンペアが

向こうでは男子の1番手ペアがコール

されるなんて状況になっています。


取り急ぎキャプテンペアの試合を観に

行きましたが、ムスメペアもいつ

呼ばれるか、、。


はたしてキャプテンペアがなかなかに

強そうなペアに1-2とリードされている

タイミングでムスメペアがコールされた

のでした。


そちらへ急ぐ私と妻。


ムスメペアの相手は前回都大会で

ベスト8に入った2年生。


恐らくジュニアの頃からやっている

選手なのでしょう。


普通にやってムスメペアが勝てる相手

ではなさそうです。


試合開始を待っているとキャプテンペアが

1-4で敗れたとの情報が。


3ゲームを観た限り、最終スコア程の差は

感じませんでしたがちょっとした流れで

一気に試合が進んでしまうのが

ソフトテニス


残念ですが、団体戦に気持ちを

切り替えて貰いましょう!


そしてムスメペアの試合。


ハッキリ言って実力の差は歴然。


特に驚いたのは後衛のコのカットサーブ。

うなりを上げる様な回転数で

ネットギリギリから入って来て

ほとんど弾まないのです。


しかも高確率で入るのですからたまりません。


低すぎるバウンドで当てる事さえ

難しいのです。


なんとか返しても体勢は崩れてるし、

チャンスボールになるしで次のショットで

決められます。


前衛のコのサーブの時にチャンスが

あるかと思っても元々のストローク

技術の差と後衛サーブのプレッシャーで

アセりが生まれているのでミスも多発。


完全にゲームが崩壊したかと思いました。


しかしそんな状況でもムスメペアは

入念に打ち合わせを繰り返し、打開策を

探している様です。


それでもゲームは0-2、0-3と進みます。


最後まで対策を模索しながら

特にこちらのサーブゲームでは

集中力を上げて挑み続けました。


しかし2ゲーム程デュースに持ち込むのが

やっと。


結局0-4の完敗でした。


私的には少し後悔です。

ムスメの試合前に相手ペアの試合を

1ゲーム(レシーブゲーム)だけ観戦していたからです。


せめてサーブゲームも確認していれば

ムスメペアに心の準備をさせて

上げられたのに、、。


だとしても勝つ事はもちろん出来なかった

でしょうが、もう少し試合になった

のではないかと思います。


その間行なわれていた男子1番手ペアは

順当に勝利を上げ、これでベスト32。


ベスト16に入れば翌日に進めます。

そしてそこで敗れても、敗者復活戦を

勝ち上がれば関東大会へ行けるチャンスが

ある様です。


女子チーム最後のMSさん、OAさんの

試合前に、男子キャプテンペアの試合を

少しだけ観戦する事が出来ました。


やや押されているものの、技術的に

遅れを取っている感じはありません。


はたから観ていても良いゲームを

していました。


しかし最終的には1-4で敗れたそうです。

相手は団体戦ベスト4常連の学校のコ。


やはり地力の差が出た様です。


そして始まったMSさんペアの相手は

前回都大会個人ベスト16。

そしてその都大会団体戦1回戦で

当たって敗れた因縁のチームのコ達です。

※もちろん格上の彼女達は因縁など

  感じていないでしょうが。


トータル力はやはり相手が上。


しかしこの日のMSさんはキレてます。


お互いに良いショットの応酬で

ポイントが決まります。


なかなかの好ゲームなのですが

重要なポイントは相手が確実に

取っていきます。


試合の流れをよくわかっています。


強豪チームは強いトコと練習したり

対戦する事で更に強くなって行きます。


勝敗を分けたのは正にそこだと思います。


内容が競っていても自信を持ち、積極的な

プレーをして来ます。


結果1-4の敗北!


悪い内容ではありませんでしたが

やはり強かった。


団体も個人も上から20番目までは

やはり強い。


単純にレベルの違いを感じさせられました。


意識の差もあると思います。


つまりベスト16を目標にしているムスメ達と

それは通過点で関東大会を本気で

狙っているチームとの意識の差です。


それはきっと普段の練習から現れる

ものなのでしょう。


ムスメ達が本気で練習していなかった

訳ではありませんが、やはり上位チームは

その上を行く努力をしているのだと

感じさせられた1日となりました。


ちなみに試合の進行が遅れ、男子1番手ペア

の試合は翌日に持ち越されました。


そこで強豪チームに敗れ、ムスメチームは

全滅。


終結果は以下の通りです。

男子1番手ペア  ベスト32

男子キャプテンペア ベスト64


女子3ペアともベスト64。


次はいよいよ団体戦


ホントのホントに負けたら引退です。


最後まで頑張れー!













17年 中学ソフトテニス選手権都大会結果速報

本日、都大会の男女団体戦の残りが

行なわれ、それぞれの優勝が決まると

ともに、関東大会への出場校が決定

しました。

↓    ↓    ↓    ↓    ↓

http://park14.wakwak.com/~soft-tennis/2017totaikaikekka.pdf


以前のブログの記事では関東大会へは

ベスト4に入れば行けると書いてしまい

ましたが、どうやら違う様です。

※その説明記事は編集しました。


詳細は省きますが、これにより

色んなドラマが生まれている事は

間違いないでしょう。


こんな熱い事がソフトテニスに限らず

毎年全国各地で行なわれてるんだなぁ

となんだか考えてしまった次第です。

 

都大会の全参加者・関係者・父兄の

皆さん、本当にお疲れ様でした!

17年 選手権都大会 個人戦③

ムスメペアの個人戦初戦。


試合が始まるとやはり2人の動きが

硬く、緊張感があります。


それでもポイントが取れているのは

ラッキーなだけ。こちらもミスが

目立ちます。


ゲームカウント2-1で向かえた4ゲーム目。


ようやく硬さが取れて来て、良い形で

ポイント出来る様になりました。


3-1となって王手をかけると完全に

本来のペースに。


落ち着いてポイントを重ね4-1で無事

勝つ事が出来ました。


ホッ。


試合が終わるとMSさんOAさんペアの

試合が始まりそうです。


急いでそちらのコートに移動です。


試合前乱打を見ていると、これは

なかなか強い、、。


しかもOAさんはケガからの復帰後

練習はしているものの、試合は初です。


そんな状態で勝てるのだろうか?


不安とともに始まった試合は私の

予想に反した展開に。


1ゲームを分け合った3ゲーム目。


MSさんのストロークのキレが一気に

トップギアへ!


鋭いボールを際どいコースにバシバシと

決めるのでした。


それを相手がなんとか返してもOAさんが

落ち着いてボレーを決めるので

どんどん追い込まれる相手ペア。


結果、、4-1で勝利


これでムスメチームは3ペアとも

1試合目(2回戦)を突破したのでした!


ちなみに男子2ペアも1試合目(2回戦)突破

を果たしました。


3回戦以降(ベスト64)は強豪揃い。


男女5ペアの内何組残れるか?