17年 選手権都大会個人戦④
3回戦辺りから試合と試合の間隔が短く
なって来ます。
トーナメントは1・2回戦を消化するのが
非常に時間がかかりますから、、。
従ってこちらではキャプテンペアが
向こうでは男子の1番手ペアがコール
されるなんて状況になっています。
取り急ぎキャプテンペアの試合を観に
行きましたが、ムスメペアもいつ
呼ばれるか、、。
はたしてキャプテンペアがなかなかに
強そうなペアに1-2とリードされている
タイミングでムスメペアがコールされた
のでした。
そちらへ急ぐ私と妻。
ムスメペアの相手は前回都大会で
ベスト8に入った2年生。
恐らくジュニアの頃からやっている
選手なのでしょう。
普通にやってムスメペアが勝てる相手
ではなさそうです。
試合開始を待っているとキャプテンペアが
1-4で敗れたとの情報が。
3ゲームを観た限り、最終スコア程の差は
感じませんでしたがちょっとした流れで
一気に試合が進んでしまうのが
残念ですが、団体戦に気持ちを
切り替えて貰いましょう!
そしてムスメペアの試合。
ハッキリ言って実力の差は歴然。
特に驚いたのは後衛のコのカットサーブ。
うなりを上げる様な回転数で
ネットギリギリから入って来て
ほとんど弾まないのです。
しかも高確率で入るのですからたまりません。
低すぎるバウンドで当てる事さえ
難しいのです。
なんとか返しても体勢は崩れてるし、
チャンスボールになるしで次のショットで
決められます。
前衛のコのサーブの時にチャンスが
あるかと思っても元々のストロークの
技術の差と後衛サーブのプレッシャーで
アセりが生まれているのでミスも多発。
完全にゲームが崩壊したかと思いました。
しかしそんな状況でもムスメペアは
入念に打ち合わせを繰り返し、打開策を
探している様です。
それでもゲームは0-2、0-3と進みます。
最後まで対策を模索しながら
特にこちらのサーブゲームでは
集中力を上げて挑み続けました。
しかし2ゲーム程デュースに持ち込むのが
やっと。
結局0-4の完敗でした。
私的には少し後悔です。
ムスメの試合前に相手ペアの試合を
1ゲーム(レシーブゲーム)だけ観戦していたからです。
せめてサーブゲームも確認していれば
ムスメペアに心の準備をさせて
上げられたのに、、。
だとしても勝つ事はもちろん出来なかった
でしょうが、もう少し試合になった
のではないかと思います。
その間行なわれていた男子1番手ペアは
順当に勝利を上げ、これでベスト32。
ベスト16に入れば翌日に進めます。
そしてそこで敗れても、敗者復活戦を
勝ち上がれば関東大会へ行けるチャンスが
ある様です。
女子チーム最後のMSさん、OAさんの
試合前に、男子キャプテンペアの試合を
少しだけ観戦する事が出来ました。
やや押されているものの、技術的に
遅れを取っている感じはありません。
はたから観ていても良いゲームを
していました。
しかし最終的には1-4で敗れたそうです。
相手は団体戦ベスト4常連の学校のコ。
やはり地力の差が出た様です。
そして始まったMSさんペアの相手は
前回都大会個人ベスト16。
そしてその都大会団体戦1回戦で
当たって敗れた因縁のチームのコ達です。
※もちろん格上の彼女達は因縁など
感じていないでしょうが。
トータル力はやはり相手が上。
しかしこの日のMSさんはキレてます。
お互いに良いショットの応酬で
ポイントが決まります。
なかなかの好ゲームなのですが
重要なポイントは相手が確実に
取っていきます。
試合の流れをよくわかっています。
強豪チームは強いトコと練習したり
対戦する事で更に強くなって行きます。
勝敗を分けたのは正にそこだと思います。
内容が競っていても自信を持ち、積極的な
プレーをして来ます。
結果1-4の敗北!
悪い内容ではありませんでしたが
やはり強かった。
団体も個人も上から20番目までは
やはり強い。
単純にレベルの違いを感じさせられました。
意識の差もあると思います。
つまりベスト16を目標にしているムスメ達と
それは通過点で関東大会を本気で
狙っているチームとの意識の差です。
それはきっと普段の練習から現れる
ものなのでしょう。
ムスメ達が本気で練習していなかった
訳ではありませんが、やはり上位チームは
その上を行く努力をしているのだと
感じさせられた1日となりました。
ちなみに試合の進行が遅れ、男子1番手ペア
の試合は翌日に持ち越されました。
そこで強豪チームに敗れ、ムスメチームは
全滅。
最終結果は以下の通りです。
男子1番手ペア ベスト32
男子キャプテンペア ベスト64
女子3ペアともベスト64。
次はいよいよ団体戦。
ホントのホントに負けたら引退です。
最後まで頑張れー!