中学〜高校ソフトテニス 応援記 (長女はソフテニ卒業!長男は高1!)

ムスメが中学生になり、始めた部活は父親(私)も学生時代にやっていたソフトテニス。彼女のソフトテニス挑戦記です。

16年秋の新人戦 都大会本戦 団体戦③

第2試合、試合前の練習ラリー。


1回戦負けしたとはいえ、流石に

個人戦で都大会に進んだペアです。


速くて良いストロークです。

1ペア目と遜色無いレベル。


MSさんのお父さんも応援に熱が

入っていました。


応援の効果があったかどうかは

わかりませんが、一進一退の

攻防になりました。


MSさんの左から繰り出すカットサーブは

初見ではタイミングが取りにくく

強打が出来ない様子。相手の緩やかに

なったボールを絶妙のコースに

打ち分ける。


前衛のOAさんも独特のフォームから

打つフォアが微妙な回転を起こし

これまた相手は強打出来ず。

無理に打てばネットにかける。


普通に打ち合ったら厳しい相手ながら

持てる技術とクセと戦略を活かして

互角のポイントを重ねる彼女達。


それでも足りない時はとにかく走る!


あまりの頑張りと粘りと集中力。

観戦中に感動で泣きそうになったのは

初めての事でした。


思う様に行かない相手はイライラし、

それもこちらには好都合。


6ゲーム目を取り、ついに3-3のファイナル

ゲームへ持ち込んだのでした。


ここまで来たら勝って欲しい。

勝って都大会に個人戦でも出れる

レベルなんだと自信を持って欲しい!

※個人戦は地区予選で敗退している。


祈る様に試合を見守りました。


ファイナルももつれ展開!


相手が取れば取り返す。先行されながらも

取り返す。


4-5から4-6になり、マッチポイントを

握られた時にはドキドキも最高潮。


しかしまだ粘る!


5-6。更に1ポイントをしのぎなんと

6-6のデュース。追いつきました!


周りに人が居なければ涙が流れて

いたでしょう。


心の底から2人の頑張りと集中力を

尊敬しました。


勝って欲しい。ただそれだけ。


ここからは2ポイント差にしないと

勝利はありません。


6-6から更に1ポイントを取り、ついに初の

マッチポイント。


しかしこのワンチャンスをモノに

する事は出来ず、続けて2ポイントを

失点。


またも相手のマッチポイントです。


ここに来て彼女らのボールに慣れて来た

相手ペア。ポイントの出だしは

慎重にミスのないストロークをし、

チャンスが来た時だけ強打!


結局落ち着きを取り戻した相手に

最後のポイントを取られ7-9。


壮絶な大接戦は相手に軍配が上がった

のでした。


これでチームスコアは0-2。

チームとしての敗北がムスメの

試合の前に決定してしまったのでした・・。


しかし都大会1回戦は勝負が決定しても

3試合目を行います。


気持ちが切れた訳ではないでしょうが、

3試合目は一方的な展開になりました。


強打対強打。

しかしそのレベルがSRさんより一段上。


スコア0-4の完敗でゲームが終わりました。


チームスコアも0-3。


都大会1回戦負け、という結果だけ

みれば非常に残念な結果に終わり

ました。


しかしこの後、相手チームはベスト16

まで勝ち残りました。

ベスト8をかけた試合でもチームスコアは

1-2と惜しい内容だったのです。


そんなチーム相手に粘りを見せ、

焦らす事くらいは出来たのです。


これからの頑張り次第で3年生の夏までに

どうなるかわかりません。


試合後レギュラー陣はコーチから

こう聞かれたそうです。


どちらか選べと。


①都大会出場を目指し楽しく真面目に

頑張る。


②これまで以上に頑張りベスト16、あるいは

それ以上を目指す。


レギュラー一致の答えを持って来いと

言われた彼女ら6名はその場で後者と

即答したそうです。


やれる。

彼女達は明るく真面目にひたむきに

頑張ってる。


最後の夏にどんな結果が待っているかは

わかりませんが、その話を聞いて

私の期待は膨らむ一方なのでした。