中学〜高校ソフトテニス 応援記 (長女はソフテニ卒業!長男は高1!)

ムスメが中学生になり、始めた部活は父親(私)も学生時代にやっていたソフトテニス。彼女のソフトテニス挑戦記です。

19年中学新人戦都大会地区予選②

都大会まであと2つ。

 

まずは同校4番手を倒さなければなりません。

 

準々決勝で苦戦はしたものの、後衛のショットのスピードは息子をしのぐし

前衛はおちゃらけキャラで練習に取り組む態度が気分次第ですが

運動神経は抜群。

 

ハッキリ言って噛み合うと怖い存在なのです。

 

ジリジリしながらコールを待ち、他の試合を見学していたら妻から電話が!

 

なんと使用しないと言っていたコートで試合が始まっていると言うでは

ありませんか!!

 

おかげで最初の2ゲームを見逃してしまいました。

 

3ゲーム目の途中、試合を観始めると息子ペアのポイントでチェンジコート

したのと妻の情報でカウント2-1でリードという事がわかりました。

 

4ゲーム目、相手の好プレーが続き0-3となってしまった時はかなり

焦り、心臓がバクバクしました。

 

しかし丁寧に1ポイントずつ挽回する息子ペア。

ついにデュースで並びます。

 

更に2ポイント連続で奪い4ゲーム目を奪取。

これは本当に大きかった。

 

ゲームカウント2-2に追いつかれるのと3-1で引き離すのは天と地ほどの

差があります。

 

結局その後も相手の良いショットがありましたが、息子がその強打を封じるべく

左右前後に振り、圧倒。

 

4-1で逃げ切ったのでした。

 

そしていよいよ都大会をかけた準決勝に突入するのでした。

 

相手はビッグサーバー。過去2度対戦し、2度とも敗北を喫している天敵です。

 

審判は会場を仕切る顧問の先生の一人が行ってくれました。

さすが都大会がかかる試合は違う。そんな雰囲気になりました。

 

静寂から試合スタート。

 

幸先よく2ポイント重ねた息子ペア。しかし運よく取れただけのそのポイントを

あっさり失い、1ゲーム目を3-5で落とします。

 

しかしそれからは一進一退。まさに互角の戦いが繰り広げられました。

 

ゲームカウント0-1・1-1・2-1・2-2・3-2、、、

 

なんと息子ペアが都大会に王手をかけたのでした。

 

私の緊張もクライマックスです。

 

6ゲーム目。相手サーブ。

 

ここで相手のファストサーブがうなりを上げました。

 

これまでサーブの確率が悪い2人だったのですが終盤追い込まれて

集中力が増したのか高速サーブをバンバン入れてきます。

 

こうなるとお手上げ。本当に彼らのサーブは高校級なのです。

 

あっという間に6ゲーム目を失いファイナルへ突入。

 

ファイナルに入っても相手サーブの確率は落ちません。

ポイント先行され焦ったのか息子ペアはミスを連発。

 

また攻めのパターンも1本調子になってしまい相手に読まれている

雰囲気です。

 

1-7。

 

結局ファイナルはネットインで取った1ポイントのみで敗戦となりました。

 

片手につかみかけた都大会。

 

しかしそれは相手のストロングポイントであり、散々警戒していた

サーブによって打ち砕かれたのでした。

 

本当に残念。

 

今の息子が都大会でどれだけ通用するのか見たかった。

 

しかし6・7ゲーム目の相手の集中力が見事でした。

 

負けた後にいつもの様に悔しそうに天を仰ぐ息子。

 

でも私は負けても負けても下を向かず、上を向いてきた息子を誇らしく

思いました。

 

本当に、本当に!残念ですが都大会個人戦には進めませんでした。

 

この雪辱は団体戦で晴らして欲しいと思います!